キーワード検索ツールは、自分のPCや社内サーバーにあるフォルダを指定して、保管されている複数のExcelのなかから検索したいキーワード(複数可)をまとめてリスト化するExcelツールです

特徴としてはセルにあるテキストだけでなく、噴出しや円柱などの図形、セルに挿入されたコメントなどにあるテキストも検索対象としています


最終的には下記のように検索結果がExcelシートに出力されます

早速、キーワード検索ツールを ダウンロード して開いてください
では使い方を解説していきます

「フォルダ指定」をクリックする

まず、検索したいExcelが保管されているフォルダーを指定します
この例では下記の3つのExcelファイルが入っている「test」フォルダーを指定します


Excelの拡張子は”.xls”または”.xlsx”が対象です


検索したいフォルダーを指定して「OK」をクリックします

フォルダのパスが設定されます


「文書名で絞り込む」を検討する

指定したフォルダには対象としたい、または対象としたくないExcelファイルがあるかも知れません
そんなときはファイル(文書)名に「含む」、「含まない」を指定することで検索対象ファイルを削減することができます

検索対象のExcelファイルが多いと時間がかかりすぎることがあります


この例では「シート」がファイル名に含まれるExcelファイルを検索対象としています


「フォルダ検索」をクリックする

「フォルダ検索」をクリックすると対象となるExcelファイルの一覧がフォルダ構成とともに表示されます
表示されたファイル一覧には左側にチェックボックスがあり、初期表示ではチェックされた状態となっています

検索対象として不要なファイルのチェックは外しましょう

「次へ進む」をクリックする

「次へ進む」をクリックすると「キーワード検索」シートが表示されます
「検索オプション」が表示されますので、必要に応じてオプションを選択してください
※チェックを入れるとオプションが有効になります


検索したいキーワードを入力する

検索したいキーワードを必要なだけ入力します
キーワードの間に空白(全角・半角どちらも可)を入れると探したいキーワードを複数設置できます
※次の行に入れても同様にキーワードを複数設置できます


「キーワード検索開始」をクリックする

キーワード検索を開始します

検索が終わると「検索結果」シートが表示されます

「ブック名」は検索で見つかったExcelファイル名です
「シート名」は検索で見つかったExcelファイルのシート名です
「行数、列名」はキーワードが見つかった対象シートの行数、列名を示しています

「表現形式」は下図でいうと「噴出し」とあるセルの「大宮区」がコメントにあたり、「岩槻区、北区、大宮区」がテキストボックスに、円柱の図形で「共用サーバー」とあるのがオートシェイプと表現されます




簡単な操作でExcelのシートの検索が出来ます。
ある程度役立つと思いますので、みなさまに公開しています



それではまた。